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できるだけ安く、できるだけ簡単に心理資格を取得したい場合、通信での学びがベストです。
対面で学ぶ通学のスクールはスキル習得には適していますが、場所や時間の縛りがあります。
通信の心理資格は非常に多く、数十種類あります。初めての方にはどれを選んで良いのかわかりにくいと思いますので、この記事ではおすすめ順に5つ紹介します。
1 メンタル心理カウンセラー
日本能力開発推進協会 (JADP)が認定する資格です。特に初めて学ぶ方におすすめで、非常に多くの人が取得している心理資格です。
私も取得しましたが、心理学・カウンセリングの基礎が学べ、テキスト4冊はイラスト付きで非常にわかりやすいです。実際のカウンセリングの様子をDVD(動画)を見ながら学べるのも良いです。講義動画はトータル82分ありますが5~10分程度に区切られているため、隙間時間で勉強できます。
デメリットとして、この資格に限らないのですが検定試験はどうしてもペーパーでやり取りする必要があるため、試験提出から合否結果がわかるまで約1ヶ月かかる点です。(※ 課題のやり取りはWEB添削対応可)
受講料:WEB申込価格 68,800円(税込)
標準学習期間:2ヶ月。外出必要無し
質問をした際には即日~2日以内には返信頂けました。資格試験は自宅で行い、カンニングOKですのでかんたんに取得できます。(合格するとカードタイプ、ペーパータイプの2つの資格証が送られてきます。)
2 メンタルケア心理士
メンタルケア学術学会が認定する資格で、特に精神疾患などの医療系の心の問題について学びたい方向けです。教材はテキスト3冊、講義DVD8枚で、カウンセリングの基本技法も、もちろん学べます。
添削課題全6回を修了後、こころ検定2級(全国主要都市で受験、試験時間120分)に合格する事で認定申請できます。
受講料:49,000円(税込)
標準学習期間:4ヶ月。試験時に外出
添削課題の解答・解説は、赤文字でどのテキストの何ページの内容なのか記入されているため、調べやすいです。
各種精神疾患に使われる薬の作用についても学べ、ボリューム、内容とも深めに学びたい方向けです。
3 行動心理士
相手のしぐさや行動から、どんな心理状態かを学ぶ通信講座です。行動心理はカウンセリングに限らず、人と接する時に応用しやすいためか人気が高めの資格です。
メンタル心理カウンセラー資格と同じく、認定校のキャリカレと添削課題全4回をやりとりします。
私も取得しましたが、教材は行動心理を実際にどう使うか・活かすかが盛り込まれた内容でした。
デメリットとしては、教材のWEB動画が無い点です。※DVD(トータル約60分)はあります。
「この仕草にはこの意味がある」という行動心理の寄せ集めではなく、心理相談・カウンセリングトータルの観点で行動心理を学べる内容でした。
受講料:68,800円(WEB申込価格、税込)
標準学習期間:4ヶ月間。外出必要無し
4 メンタルケア心理専門士
メンタルケア学術学会が認定する資格で、通信で心理学、カウンセリング、精神医学について非常に深く学べます。
テキスト5冊、合計21枚のDVDで学び、添削回数は8回で非常にボリュームがあります。
通信講座修了後、こころ検定1級に合格する必要があります。こころ検定1級は学科試験と実技・口述試験があり、学科試験(4択で120分)は地方都市で受験可能ですが、実技・口述試験は、東京、大阪、福岡、愛知、宮城、北海道で実施されています。
カウンセリング技法の基本や認知行動療法、自律訓練法など近年よく使用されている心理療法・心理学を学べます。精神予防政策学についても学べるため、自分自身にも学びを活用しやすいです。
受講料:173,600円(トータル費用 税込)
標準学習期間:6ヶ月間。試験時に外出
一般教育訓練給付制度が使えるため、該当する方は受講料の20%(24,800円)が講座修了後にキャッシュバックされます。
5 臨床心理士
この記事で紹介している資格の中でダントツで仕事に繋がりやすい資格で、認知度・信頼性も最も高いです。病院や学校からカウンセラーの仕事が募集された時に、この資格が応募要件に入っている事も多いです。
その分取得難易度は非常に高く、高卒の方の場合、通信制大学を卒業後、通信対応の指定大学院を3年間で修了して初めて受験資格が得られます。
指定大学院の費用だけでも約230万円かかり、受験と登録で81,500円かかります。
大学、大学院ともスクーリング(対面の授業)で年10日程度は出向く必要があり、他の通信心理資格と比べて時間、お金、労力の大きさは桁違いです。
仕事に直結している資格ですが、大学院入学では英語の試験があるなど、社会人にはかなりハードルが高いです。病院または学校で心理カウンセラーとして仕事をしたい方向けの資格です。
番外編
6 メンタルヘルス・マネジメント検定
大阪商工会議所が発行する公的資格です。メンタルヘルスに必要な知識や対処方法を学び、職場でのストレスを減らし、仕事の生産性を上げるのがこの資格の主な目的です。
Ⅲ種、Ⅱ種、Ⅰ種と3タイプあり順に難易度が上がります。
その名のとおり検定試験に合格さえすれば取得できる資格で、特定の講座を受ける必要はありません。公式テキストで独学での勉強も可能ですが、受からなかった場合受験料(Ⅲ種:4,400円、Ⅱ種6,600円)が無駄になります。
私自身10年以上前にⅢ種を取得しましたが、対策講座を受けた後にすぐ受験したため、簡単でした。
直近の平均合格率はⅢ種78%、Ⅱ種52%、Ⅰ種15%で、全国主要都市の会場まで受験に出向く必要があります。
キャリカレの通信指導講座はⅡ種、Ⅲ種に対応しており、不合格なら全額返金、合格なら他の通信心理資格が無料となります。
職場・仕事に関する様々なストレスを軽くしたい方向けです。
7 認定心理士
「公益社団法人日本心理学会」が認定する民間資格です。1990年認定開始で歴史があり、認知度が高めです。取得のためには
- 4年制大学を卒業し、学士(修士)の学位を取得
- 大学もしくは大学院で所定の36単位を習得
の両方を満たせばOKですので、通信課程の心理系大学を卒業するだけで取得できます。(4年間の学費75~100万円)
すでにいずれかの大学を卒業している場合、放送大学で必要な単位のみ取得すれば、費用約25万円、期間平均2年で取得できます。
ただし単位取得のためにスクーリング(対面での授業)に最低12時間(2日連続)出席する必要があり、各単位の試験時(半年に1回)には実際に会場に出向く必要があります。
費用と期間がかかる割にスキルが身につくタイプでは無いため、臨床心理士は厳しいけれど、もう少し認知度が高めの資格が欲しい方向けです。
まとめ|仕事につなげるには
手軽に心理学・カウンセリングを学びたい、その上で資格も欲しい方はメンタル心理カウンセラーがお勧めです。
通信とはいえ、大学・大学院を活用して病院や学校で仕事を得たい方は臨床心理士が良いです。
メンタル心理カウンセラー資格は履歴書にもかけますが、就職に直結している資格とは言い難いです。自分で集客が出来る方は仕事に繋げられなくもないですが、プロ目的の方は通学のスクールで実際に人と関わりながら学んだ方が、納得がいくスキルを身に付けられます。
通学の場合通信と比較して、
- 自分の内面を見つめやすい
- 自分を癒やせる
- 人と関わってコミュニケーションスキルを高められる
のがメリットですが、費用は20万円~とどうしても高くなります。通信をやってみてさらに学びを深めたい方は、↓からお近くのスクール資料を無料で請求できますのでどうぞ。