メンタル心理カウンセラーは怪しい?独学で取れる?実際に取得した感想

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メンタル心理カウンセラー資格ペーパータイプの写真

メンタル心理カウンセラー資格は、日本能力開発推進協会(JADP、一般財団法人)が認定する資格で、通信講座で心理学・カウンセリングを学ぶタイプです。

通学で取得できる資格と比べると受講料は安く、約1/10の費用で2ヶ月程度で取得できるので、怪しいと感じられるのも無理はありません。

私自身実際に取得してみて怪しさは感じませんでした。この記事ではその理由と、中古教材をヤフオクやメルカリで安く買い、独学で安く資格取得できない理由も解説します。

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メンタル心理カウンセラーは怪しい?

費用が安いと、次の点が気になりやすいと思います。

  • 個人情報を他に売られるのではないか?
  • さらに高額商品を売りつけられるのではないか?
  • 運営元が信用できないのではないか?
  • 信用できない資格ではないか?
  • 仕事に全くつながらないのでは?

1つずつ実際の感想をお伝えします。

個人情報を他に売られるのではないか?

通信講座の申し込みをしてから、メールアドレス、携帯、郵便物を含めて、よくわからないところからの連絡はありませんでした

それどころか資料請求したところ、運営校の「資格のキャリカレ」自体から電話営業もなかったです。※もちろん資料は送付されてきました。

個人情報が他に売られている様子は一切なかったです。

さらに高額商品を売りつけられるのではないか?

無料や安い商品を売られた後、高額な商品を営業されるのはよくある手法ですが、メンタル心理カウンセラー通信講座はこちらも特にありませんでした

受講サポート期限が切れるときにメールで連絡がありましたが、資格取得後の営業メール自体ほとんどなかったです。

受講生割引でキャリカレの他の通信講座を1万円程度安く受講できるのですが、その案内は2回ほどメールで届きました。その案内が嫌なら、届いたメールから停止可能です。

運営元が信用できないのではないか?

資格の認定をしているのは「一般財団法人 日本能力開発推進協会」ですが、こちらとのやりとりは最終試験のみです。

通信課題の添削のやりとりは「資格のキャリカレ」(株式会社キャリアカレッジジャパン)と行います。教材もこちらから送られてきます。この会社の設立は2008年で10年以上経営が続いています。

資格に対して何度か質問をメールでしましたが、返信は当日~3日以内にその都度的確に返してくれていました。土日を挟むと、返信はどうしても翌営業日になるようです。

資格への質問でも、学習に対しての質問でも、放置される事は一切なかったです。

WEB添削の学習システムも有り

メンタル心理カウンセラー資格は、届いた教材で学習し、添削課題はスマホなどを使ってWEB上でやり取りすることも可能です。(もちろん郵送でのやり取りも選べます)

スマホのマイページ添削画面

WEB上のマイページから専用動画を見ることも可能ですので、かなりお金がかかっているシステムだなと感じられます。

郵送でのやり取りだけだとすぐに潰れてしまう会社かと勘ぐってしまいますが、受講生が便利に使えるシステムにお金をかけられているので、学習の仕組み面での信頼性は充分高いと感じられます。

信用できない資格ではないか?

ここについては通信課程で取得できる心理資格で、それ以上でもそれ以下でもないとしか捉えようがないと思います。

最も信用できる心理資格は、間違いなく国家資格の公認心理師ですが、こちらは心理系の大学を出た後、実務経験を2年以上するか、心理系大学院を修了する必要があります。こちらと比較すると、信用しにくいと捉えられるのも無理はありません。

もしこの資格取得後、病院や学校に採用されて働きたいと考えているのであれば、この資格だと採用側に信用されない(採用されない)と考えた方が良いです。

テキストで学び、通信で完結して人と直接関わることなく取得できる資格ですので、スキルを身につけるためには取得後に自分でその場を作る必要があります。

仕事につながるかどうか

この資格が病院、企業などで心理系の仕事に採用されるのに役立つかどうかでいうと、ほぼ関係無いと思っておいた方が良いです。数時間の学習で取得できる資格ですので、そこは採用側も少し調べればすぐにわかります。

そもそも通信だけで取得できるタイプで、仕事に直結している資格はこの資格に限らずありません。

ただし、自分で集客できる方だと当然仕事に繋げられます。各種SNS(インスタグラム、ツイッター、アメブロなど)で情報を発信し、それに共感したフォロワーさんがいると、「この人にお願いしたい」と思ってもらえます。実際にそれを実行している人もいます。

そのため仕事につなげるのは不可能ではありませんが、個人的にはカウンセリングの仕事にする目的でこの資格を取得するのは止めておいた方が良いと思います。というのも、カウンセリングは人に心の問題に触れる会話ですので、それをリアルで全くやっていない状態でいきなり仕事にするのは怖くて当然です。

プロになりたい、仕事目的の方は、少なくとも対面で学ぶことができるスクールの方がお勧めです。私だったら通信の心理資格でしか学んでいない人のカウンセリングは、よほどその人を信用してない限り受けたくないです。

独学では取得できない理由

理由はシンプルで、資格認定元の日本能力開発推進協会(JADP)が、認定校のキャリカレに課題を修了したかどうか確認しているためです。

認定教育機関での課題修了確認、協会ホームページからの『検定試験申込』、受験料のお支払い」すべてが確認でき次第、試験問題の発送をいたします。

引用元:JADPサイト

メルカリなどで購入した中古の教材に入っている試験申請IDとパスワードで、試験の申請自体は可能ですが、キャリカレに通信添削課題が修了しているかどうか確認されます。

試験申請画面のキャプチャ

そのため中古のテキスト・DVDで勉強はできますが、資格は取得できません(試験の申請をしても却下されます)。この場合受験料の5,600円も無駄になってしまいますので、資格を取得したい方は正規のルートでキャリカレで通信添削を受ける必要があります。

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資格取得までの流れ

メンタル心理カウンセラー資格の写真

  1. 通信添削課題4回を提出し、添削を受ける
    (WEB添削、郵送どちらでも可)
  2. 試験申請し、受験料の5,600円を振り込む
  3. 最終試験が自宅に郵送されるので在宅で受験し、試験を送付する
  4. 送付後約1ヶ月で結果が通知される
    (合格なら資格証が送られてきます)

最終試験はどこかに出向く必要はなく、自宅で行います。そのためカンニングOKです。

資格はもちろん履歴書にも記載できます。

教材一式

  • テキスト4冊
  • 冊子:精神医学の基礎知識1冊
  • 講義DVD×2枚トータル82分35秒
  • +ガイダンスDVD1枚

テキストは薄く、画像が盛り込まれて文章には色付けされているので、とてもわかりやすいです。

受講期間

平均2ヶ月、最大700日間。課題を一気に終わらせて1ヶ月程度で取得することも可能です。

難易度、合格率

在宅受験でカンニング可ですので、難易度は低いです。実際にやってみて、添削課題を適切にこなしていれば問題なく合格できると感じました。

合格率は非公開です。(正答率70%以上で合格)

トータル費用

合計34,650円。

受講料38,600円→28,600円(キャンペーン価格、税込)+教材送料450円(税込)+受験料5,600円(税込)

評判と口コミ

ネット上の口コミは上々と言えます。誹謗中傷しているものは見られませんでした。

まとめ|怪しくはないです

特に個人情報を売られることもなく、営業をたたみかけられるわけでもなく、運営元も信用に足る会社だと思います。

心理カウンセリング自体、目に見えないサービスですので、どうしても怪しいと感じられやすいです。

メンタル心理カウンセラー資格は、仕事につなげるというよりは、手軽に心理学・カウンセリングを学びたい、手っ取り早く心理資格がほしい方向けです。

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